TVアニメ「SERVAMP」 2016年7月TVアニメスタート

イベントリポート

「SERVAMP-サーヴァンプ-」スペシャルイベント レポート!!

2016年1月31日(日)一ツ橋ホールにて「SERVAMP-サーヴァンプ-」スペシャルイベントが行われました。 ゲストは寺島拓篤さん(城田真昼役)、梶 裕貴さん(クロ役)、下野 紘さん(有栖院御園役)の、豪華キャスト陣。ラジオ出張版やお客様とのゲーム大会、イベントだけの朗読イベント、TVアニメ最新情報と盛りだくさんの内容で大いに盛り上がりました!!
ハイテンションな寺島さん&梶さんにつられて、下野さんも……!?
 熱気に包まれた会場に登場した寺島さん、梶さん、下野さん。あたたかい声援に答えつつ、「じつは今回のイベント、800人くらいしか入れないんですけど、応募が8000通くらいあったみたいですよ」と寺島さん。あまりの倍率の高さに、観客からはどよめきの声が上がっていた。そんなプレミアチケットを手に入れたファンを前にはじまったのは、フリ ートーク。発売中のキャラクターソングに触れ、「村瀬(歩)くんすごいね!」と梶さん。
下野さんも「初めて聞いたとき、女子キャラとのデュエットなんかあったっけ? って思ったもん」と、ヒュー・ザ・ダーク・アルジャーノンIII世役の村瀬さんの高音ボイスに驚いた様子だった。
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フリートークで会場がたっぷりと盛り上がったあとは、スペシャルラジオ出張版のコーナーへ。これは寺島さんと梶さんをパーソナリティに、2014年7月と12月に配信されていたラジオ番組の特別版で、今回は下野さんも参加。冒頭、『SERVAMP-サーヴァンプ-』とはどんな作品なのか、どんなキャラクターたちが登場するのかをそれぞれ解説。寺島さんは自身が演じる真昼について、「面倒ごとを進んで引き受けてしまう子。シンプルという言葉が口癖で、『シンプルに考えて』とよく言うんですが、僕は考え込む方だから彼を見習いたいです」とコメント。梶さんは「クロは引きこもりニート吸血鬼。だらだらしていて、『めんどくせー』が口ぐせです。めんどくさがりで常にだらだらしている人なので、セリフはゆっくりしゃべるようにしています。今まではコメディなお話が多かったので、周りとテンポあわせるのが大変でした(笑)」と話した。

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 下野さんにいたっては、「お待たせしました! 下野紘さんのキャラクター紹介です!」(寺島さん)、「満を持して、下野さんからご紹介を!」(梶さん)とふられたうえで、「ツンデレでおぼっちゃまゆえに相手との距離感が計れない子」と説明。すると寺島さんや梶さんから「それなら御園と下野さんは共通点ばかりですね」と言われ、さらには「もうこのキャラクターは御園じゃなくて、下野紘です」と宣言するほど。このほかにも多数登場するキャラクターについての説明をしつつ、せっかくキャラクターの説明をした、ということで、続くコーナーは3人が演じるキャラクターにちなんで、怠惰な人、世話好きな人、ツンデレな人がいることで悩んでいることを解決しようという「『それ、向き合えねー』『いやシンプルに解決しろよ』出張版」のコーナー。
 観客から事前に寄せられた悩みを読み上げ、解決に導くのだが、「普段より早起きしようと思って、早く寝るものの、結局いつも通りの時間に起きてしまう」という悩みには「布団があったかいからね。布団が悪い!」と寺島さんが即答。下野さんは「もっと早くに寝たらいい」とアドバイス。すると、そもそも3人は早起きが得意かという話になり、寺島さんは一時期、早起きをしたために毎朝、ラジオ体操をしていたことや、下野さんは現在、早起きしてしまうそうで、「朝のニュースチェックは欠かさない」とプライベートトークに発展。脱線しつつも、散々話し合った結果、「何箇所かに目覚まし時計をちりばめて置いておく」ということに。「母がサボテンの世話をしすぎて大きくなってしまい、怖い」というお悩みには、「サボテンは怖くない、って暗示をかける」と寺島さんがアドバイスをし、解決(?)へ。
 続いてのコーナー「あなたは誰の下位吸血鬼(サブクラス)?」。観客が、自分は作中の7つの大罪+「憂鬱」の8つのうち、誰のサブクラスにあたるのかを自己申告するというもの。まずは、参考までに寺島さんたちがどのサブクラスにあたるかをトーク。下野さんから見た梶さんは「憂鬱。疲れている姿を見るから。肉体が憂鬱な感じがする」、梶さんから見た寺島さんは「怠惰。なまけているわけではないんだけど、テンションがマイペースだし、いい意味でおじいちゃん。雰囲気がやわらかい」、寺島さんから見た下野さんは「からあげで考えると暴食、胸にかんしては憤怒」、さらに「胸については色欲もあてはまりますよね」と梶さんが言えば、本人も納得したように「そうかもしれないね。だっていろんな人から体、触られるもん。特に君だよ、君!」と寺島さんを指さし、「さらっとケツを触るのやめてよ!」と暴露。寺島さんはそんな記憶がないらしく、「そんなことしたっけ!?」と無意識で下野さんのお尻を触っていたことが発覚し、会場は大盛り上がり。
 3人のトークで盛り上がりつつも、観客からのお便りでも「体育の授業でつき指をしてしまった私は『憂鬱』のサブクラス」、「いつまでもだらだらと寝ている私は『怠惰』のサブクラス」と次々にサブクラスが判明。そんななか、「夜寝て、朝起きると服がまるでありません。きっと『色欲』のサブクラスです」というおたよりには、「今、寝てもらっていいですか?」など3人が食いつき、観客は大爆笑していた。
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 最後のコーナーは、キャストと観客が2つのゲームで対決をする「サーヴァンプサバイバル」。まず1つめのゲームは、「箱の中身!嘘つきは誰だ!」。3つの箱のうち、1つだけ何も入っていない箱があり、その箱に手を入れたキャストは入っているふりをした演技を見せ、誰が中身のない箱の話をしているかを観客が当てるというもの。キャスト陣は演技力が問われるとあって、慎重に箱のなかに手を入れて中身を解説。そんな演技を鋭く見守る観客は、「嘘をついていたのは下野さん。箱の奥まで手を入れていたから」と下野さんが嘘をついていると予想。正解は予想通り、下野さん。嘘が見抜かれてしまった下野さんは照れくさそう。
 2つめのゲームは、7個の“クロお面”を観客のなかで希望者7人に被ってもらい、キャストが制限時間1分間でお面を5個、見つけることができたらキャストが勝利するという「クロを探せ!」と題した間違い探しゲーム。800人のなかから、たった7個を見つけるのは大変かと思いきや、梶さんが次々にクロのお面を被った観客を探し当ててしまう脅威の観察力を発揮。最終的に6個のお面を探し当てたキャスト陣が勝利したため、2つのゲームの勝負は引き分けになってしまったが、ゲームに協力してくれたお礼にと、抽選で9名の観客に直筆サインボールがプレゼントされた。

キャラクターの関係性が強調されたオリジナルドラマが生披露!
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 ラジオやゲームコーナーで盛り上がったあとは、昨年発売された「SERVAMP-サーヴァンプ-」くじのB-1賞に当選した人しか聞けなかったレア特典CD「クロと御園(と最終的に真昼)のだいたい15分クッキング」が放送された。御園とクロがはじめてクッキーを作るものの、普段料理したことがない2人だけに、それを心配した真昼もキッチンへやってくる。調理方法について大騒ぎした結果、大失敗してしまい、真昼が自分で焼こうと用意したクッキー生地を元に御園とクロのクッキーを完成させることになってしまったという話。
 いつも通りの世界観とストーリー展開で観客をひと笑いさせたあとは、流れるようにしてオリジナルドラマの生朗読へ。あたたかい部屋でまったり過ごす真昼とクロ。そこへ突然遊びにやってきた御園。2月14日は自分の誕生日で、自宅で開く誕生日会に真昼を誘いに来たのだという。しかし、ツンデレな御園はうまく真昼を誘うことができず、クロにからかわれる。が、じつはスノウリリイから2月14日が御園の誕生日で、誕生日会が行われることを事前に聞いていた真昼とクロは、それをうまく言い出せない御園をわざとからかっていたことが発覚。結果、真昼だけを誘ったのにクロもついてくることになり……というほのぼのとしたストーリーが展開され、会場は笑いと拍手に包まれた。
TVアニメは2016年7月放送決定! 初公開のPVに会場からは大歓声!!
 大盛り上がりのイベントもいよいよ佳境へ。「アニメに先駆けてのイベント」ということで、ここでアニメのPVが初公開された。原作絵に忠実なキャラクターたち、コミックをそのまま映像化したかのようによく“動く”絵、と疾走感のあるPVに会場からは大歓声が巻き起こっていた。そんななか、2016年7月に放送されることやスタッフ・キャスト情報が発表され、会場は最高潮の盛り上がりを見せていた。真昼、クロ、御園、スノウリリイのキャラクターの設定画(静止画)も初公開され、さらには原作者の田中ストライク先生、更一灯総監督、中野英明監督からのメッセージも伝えられ、本放送に向けての期待を高めてくれた。
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 最後は3人からイベントを終えての感想とアニメ放送に向けたメッセージが述べられた。
下野さん:今日は本当にありがとうございました。前半のコーナーでは(自分たちが盛り上がりすぎて)みなさんを置いてきぼりにしてないかな? と思っていましたが、楽しんでいただけましたか? すごい楽しいイベントでした。アニメは7月から放送されます。どういう形でお届けできるか、まだ収録していないのでわかりませんが、熱い思いをもってキャスト・スタッフ一同、作っていきたいと思います。
梶さん:『SERVAMP-サーヴァンプ-』初のイベントということで、どういった雰囲気になるのかなと思っていたら、前半はわれわれも楽しくトークしつつ、後半は作品に触れた内容もお送りし、とても充実した時間になってよかったです。そして、なんといってもPV!衝撃を受けました。間違いなくすてきな作品になると思います。僕たちもがんばってアフレコに臨みたいと思いますので、引き続き応援していただけるとうれしいです。よろしくお願いします。
寺島さん:アニメは7月オンエアということで、もうちょっと先ですが今のうちからあたためていければと思います。見ていただいてわかるとおり、我々、すごく楽しんで作品にかかわっています。『SERVAMP-サーヴァンプ-』という作品はシリアスな中にもギャグ、ギャグの中にもシリアスと、テンポが早く、いろいろな面を見せてくれる作品です。それがアニメでどう描かれるのか、スタッフがどう描いてくれるのか、僕たちもどう演じていくのか、応援を続けていただけたらうれしいです。これからも『SERVAMP-サーヴァンプ-』を支える仲間として盛り上げていただけたらうれしいです。